2009.11.13 お知らせ 「サクラノート」特別寄稿!
今日のアウディオブログは特別企画!
「サクラノート」立ち上げ時からのメンバーである
マーベラスエンターテイメントの和田康宏氏の登場です。
===
満を持していよいよ登場!
というほど、誰も待っちゃいないと思いますが、
馳せ参じましたよ!ワーダでございます。
ゲームって一体何なんでしょうね?
僕が生まれたときにはビデオゲームなんてものは
この世に存在しませんでした。
小学校のときにはじめてエポック社かどっかの
エアホッケーみたいなポンに近いようなものを
遊んだ時の衝撃は今でも忘れません。
自分がダイヤルを動かすとそれに反応して
画面の上の数ドットのバーが動く、画面を高速で
動くドットをキャッチする、うまく行くと跳ね返す
ことが出来る。
ただそれだけのことです。
それだけのことなのに、指の動きと画面の動き、
そして音がシンクロすることに興奮を覚え、
うまく行ったときの快感に、その瞬間没入してしまいました。
それから数十年の時が過ぎ、いろんなものが
夢のような進化を遂げ、ゲームの形も様々になりました。
そこで時々思うんです。ゲームって何なんだろうって。
音楽は意図された音であり、
写真は意図的に切り取られた瞬間であり、
映画は意図的に切り取られた瞬間の様々な連続です。
そういった観点でいうと、ゲームは昔も今も
入力、出力、反応、といったサイクルでしかありません。
ブロック崩しやインベーダーもアンチャーテッドやベヨネッタも
もっと言えばWiifitだってそう。
表現や技巧の違いはあれど、みんな同じものです。
あるときはリズミカルに、あるときはマッタリと。
そのサイクルが美しいものに出会ったとき、
僕はそれをいいゲームだなぁと思います。
サクラノートには味わい深いテキストがあります。
懐かしくも心地よい音楽があります。
独特で不思議と今を感じる豊かな絵の表現があります。
ならそれは小説でよかったのか、漫画の方がいいのか
アニメにしちゃえばよかったのか、、、
やっぱり違う。全部違う。
十字キーでキャラクターを動かし、ボタンを押す。
流れる時間の中でテキストを少しずつ読む。
そしてその場にふさわしい音が流れる。
様々なことを感じながら、また十字キーとボタンに触れる。
うん、マッタリとしていて美しい。
他のどんなゲームとも違うし、ちょっと分かりにくい。
本格的なアドベンチャーとも違う。ボリュームも少ない。
それでもこれをいいゲームだなぁ、と僕が思うのは
とにもかくにも、サイクルが美しいからなのです。
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「サクラノート」立ち上げ時からのメンバーである
マーベラスエンターテイメントの和田康宏氏の登場です。
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満を持していよいよ登場!
というほど、誰も待っちゃいないと思いますが、
馳せ参じましたよ!ワーダでございます。
ゲームって一体何なんでしょうね?
僕が生まれたときにはビデオゲームなんてものは
この世に存在しませんでした。
小学校のときにはじめてエポック社かどっかの
エアホッケーみたいなポンに近いようなものを
遊んだ時の衝撃は今でも忘れません。
自分がダイヤルを動かすとそれに反応して
画面の上の数ドットのバーが動く、画面を高速で
動くドットをキャッチする、うまく行くと跳ね返す
ことが出来る。
ただそれだけのことです。
それだけのことなのに、指の動きと画面の動き、
そして音がシンクロすることに興奮を覚え、
うまく行ったときの快感に、その瞬間没入してしまいました。
それから数十年の時が過ぎ、いろんなものが
夢のような進化を遂げ、ゲームの形も様々になりました。
そこで時々思うんです。ゲームって何なんだろうって。
音楽は意図された音であり、
写真は意図的に切り取られた瞬間であり、
映画は意図的に切り取られた瞬間の様々な連続です。
そういった観点でいうと、ゲームは昔も今も
入力、出力、反応、といったサイクルでしかありません。
ブロック崩しやインベーダーもアンチャーテッドやベヨネッタも
もっと言えばWiifitだってそう。
表現や技巧の違いはあれど、みんな同じものです。
あるときはリズミカルに、あるときはマッタリと。
そのサイクルが美しいものに出会ったとき、
僕はそれをいいゲームだなぁと思います。
サクラノートには味わい深いテキストがあります。
懐かしくも心地よい音楽があります。
独特で不思議と今を感じる豊かな絵の表現があります。
ならそれは小説でよかったのか、漫画の方がいいのか
アニメにしちゃえばよかったのか、、、
やっぱり違う。全部違う。
十字キーでキャラクターを動かし、ボタンを押す。
流れる時間の中でテキストを少しずつ読む。
そしてその場にふさわしい音が流れる。
様々なことを感じながら、また十字キーとボタンに触れる。
うん、マッタリとしていて美しい。
他のどんなゲームとも違うし、ちょっと分かりにくい。
本格的なアドベンチャーとも違う。ボリュームも少ない。
それでもこれをいいゲームだなぁ、と僕が思うのは
とにもかくにも、サイクルが美しいからなのです。
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