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2007.10.25 free eno blog5周年

飯野賢治さんのオフィシャル(?)ブログ
eno blogが5周年を迎えました。
おめでとうございます。
アウディオブログも負けずに細く長く、流浪のブログを目指します。

毎日のお気に入り巡回コースに入っているのですが
今では2児のパパとなり、親子や家族や仕事について
同じ俯瞰視点から綴っていたりして、読んでて色々と刺激になります。
お仕事柄、新幹線ネタ(&駅弁ネタ)や写真が多いのも個人的にはかなり楽しめています。


新幹線といえば、我が国が誇る500系新幹線が「のぞみ」から引退するそうです。
まだ誕生から10年しか経っていないバリバリ現役ではありますが
その引退させられる理由とは
・500系だけ先頭車の運転席寄りのドアが無いため並ぶ乗客に混乱を招く
・円筒状の車体のため特に窓側席の天井部が狭く圧迫感がある
といったもので、今後は
『16両から8両組成に短縮し(余剰となる中間車は廃車)
 2008年度以降は山陽新幹線内の「こだま」に転用する予定。』(Wikipedia)
だそうで、実施されれば今後500系は二度と東京に姿を現す事がなくなります。

確かに狭くて不便である事はサービス向上において見過ごせない問題点ですが
物凄く理系の匂いを放っていた我が国のシンボルが
今後は300km/hという動力性能は引き継ぎつつ
利便性と居住性を優先したN700系にバトンタッチされます。
これからはこの子が日本の高速鉄道を代表する「顔」になります。うーん。

今回の500系引退劇には、マイナーな頃のアウディの車と似たような物を感じます。
cd値(空気抵抗値)世界一の座を守ろうとしたばかりに
サイドウインドウが窄まって頭部の居住空間を犠牲にしてしまった80年代のaudi80や
あえて縦置きエンジンのFF、クワトロに拘るばかりに
フロントオーバーハングが極端にヘビーになりピッチング問題が付きまとったり
理系の技術屋の「技術による先進」が行き過ぎてしまったようなちょっとお茶目な感じ。
僕はそういう尖り過ぎた技術が大好きで、そういう機械を愛してしまうんですけど
そういう意味では500系引退劇はとても哀しい話です。

これはBTCCやDTMが好きでアウディの4枚ドア左ハンドル5速MTを買ってしまう
僕のようなタイプの人間しか抱かない感情だと思うんですけどね。

A4
今は、もう、動かない…

ゲーム開発でもちょっとだけ共通する部分があったりしますが
出来るならばフレンドリーと尖った部分、予算や期間など制約の多い中ではありますが
うまく両方を最高に仕立て上げたい物です。

お知らせから脱線して鉄道の話になってしまいました。

akira
上田でした

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自社が開発を行ったゲームの宣伝、自画自賛、そして反省会も交えつつ、ほとんど仕事と関係ない事ばかり書いていくでしょう。きっと。
スタッフ持ち回りで狭く浅く、そして鋭く迫らない流浪のブログ風公式サイトです。

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